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- ドローンを購入したら…ドローンと保険について
2020年11月05日
最近、家電量販店など様々な場所でドローンが売られていて購入しやすくなりましたね!
「ドローンをもっと身近に」をテーマにスクールを運営している私たちとしてはうれしい限りです♪
でもドローンは車と同じで、一歩間違えば重大な事故につながる危険もあります。もちろん事故を起こさないことが一番大事!ですが、もしもの時に備えてドローン専用の保険があります。
今回は、ドローンを買ったら加入してほしい「ドローン保険」についてお話しします。
ドローンの保険には大きく分けて2種類あります。ドローンで人や物を傷つけてしまった場合に対応する「賠償責任保険」と機体自体の故障に対応する「機体保険」です。
例えば、ドローンが民家にぶつかって壁に傷がつき、機体はそのまま墜落して故障してしまったという場合、壁の損傷に対応するのが「賠償責任保険」、機体の故障に対応するのが「機体保険」というわけです。車の保険とほとんど同じなので、お車をお持ちの方はイメージしやすいのではないでしょうか。
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先ほどの通り、ドローンで人や物を傷つけてしまったときの補償をする保険です。
実はドローンによる事故は昨年1年間だけでも何十件も報告されているんです…。しかも報告されている事故の多くは10時間以上の飛行経験を持つベテラン操縦者によるもの。
どんなにドローン操作に慣れていても事故が起きることはあり、人や物に被害が出る可能性もあります。もしもの場合に備えて賠償責任保険に加入することはとても大事なのです。メーカーや機種によりますが、ドローン購入後は一定期間無償で賠償責任保険がつく場合もあります。その場合も手続きは必要ですので、ドローンを実際に操縦する前に忘れずに加入登録をしておきましょう!
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こちらはドローン自体の損傷について補償する保険です。
先ほどドローン操縦に慣れていても事故を起こしてしまう可能性はあるとお話ししましたが、墜落などの事故が起きれば当然ドローン自体にも大きな損害が出ますよね。せっかく買ったドローンを長く使っていくために、機体保険にも加入しておきましょう。
機体保険では、故障した機体を回収していることが補償の条件になっていることも多いです。
この場合、墜落したドローンが見つからなければ補償の対象外になってしまいます。操縦不能になったドローンが墜落してどこに行ったか分からない、川で墜落して流されてしまったので機体を回収できない、といった事例は実は結構多いので、注意が必要です。
2種類の保険についてご説明しましたが、いかがでしたか?大切なドローンを安心して使うために、保険はとても重要です。
ドローンの保険は、最近は多くの保険会社で取り扱われていて補償内容もそれぞれ異なります。ドローンの使用方法などを想定して、ご自身に合った保険を選んでくださいね。
きちんとしたドローンの知識と操縦技能を身に着け、保険にも加入して、安全・安心のドローンライフを送ってください♪