ロゴマーク
X
Instagram

教えてインストラクター!

ドローンの飛行の安定性は?なぜ安定して飛行ができるの?

突然ですが、皆さんはドローンの操縦にどのようなイメージをお持ちでしょうか?「難しそう」「高度な操縦テクニックがないと墜落するのでは?」と心配されている方もいらっしゃるのではないかと思います。

でも実は、ドローンには安定飛行のための機能が搭載されている機種が数多くあります。そういった機体を使えば基本的にはとても安定した飛行ができます。

今回は、当スクールで実際に使用している機体を例に、ドローンが安定して飛行する理由をご紹介したいと思います。

飛んでいるドローン

ご紹介する機体はこちら!Phantom 4 Pro V2.0

実際に授業で使用している機体です!

こちらの機体は、コントローラーのスティックから指を離せば自動でその場にとどまって安定した飛行(ホバリング)ができます。そのため、操縦練習中に難しいと感じたら一旦指を離せばよいので操作に不慣れな方でも安心です。

なぜこれほど安定した飛行ができるのか…その秘密は機体に搭載されているセンサー類にあります!

Phantom 4 Pro V2.0に搭載されているセンサー類

GPS
機体の中心部にGPSを受信する部品が搭載されており、自分が地球上のどこにいるのか常に把握しています。そのため、風などに流されそうになっても自動で位置を調整して飛行します。
ビジョンシステム(ステレオビジョンセンサーと超音波センサー)
Phantom 4 Pro V2.0にはビジョンシステムというものがついています。これは前・後・下方向のビジョンセンサーと下方向の超音波センサーによるものです。超音波と画像データによって機体の位置を維持するので、GPSが使用できない屋内などでも安定した飛行ができます。また周囲の障害物も把握するので、衝突を自動で回避することもできます。
赤外線センサー
機体の両側には赤外線センサーがついています。このセンサーも周囲の障害物等を検知します。(ただしPhantom 4 Pro V2.0では赤外線センサーが有効になるフライトモードが限られています。)
気圧計
機体の高度を制御するセンサーです。難しい操作をしなくても機体が一定の高さを保って飛行してくれるのはこちらのセンサーの働きのおかげです。

このように機体には様々なセンサーがついていて、それによって機体自身が現在地を把握し、位置を調整してくれるので安定した飛行ができるのです。

もちろん、センサーにも死角がありますし、周囲の状況等によってはセンサーが効かなくなるなど、注意が必要な部分もあります。でも、センサーがきちんと効いてさえいればかなり安定して飛行できるので、ドローンの操縦って難しいのでは?と感じている方には、ぜひ一度操縦を体験してみてほしいと思います!

Fujitakaドローンパイロットスクールでは、定期的にドローン操縦体験会を実施しています。ご興味のある方はこのHPのお知らせなどで開催概要をチェックしてみて下さいね!

お知らせ一覧はコチラ

コラム一覧へ戻る

お問い合わせはこちら