ロゴマーク
X
Instagram

教えてインストラクター!

気をつけたいドローン事故 主な原因7つ

最近ドローンはどんどん身近な存在になってきています。これからドローンを操縦してみたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ただ、実はドローンは飛行機のように安定して飛行できるわけではないので、事故の危険と隣り合わせでもあります。そこで今回は、ドローン事故の主な原因と気を付けるべきポイントをご紹介したいと思います。

風

1つ目は風です。ドローンはヘリコプターや飛行機といった他の航空機と比べて小型のため、様々な場所で飛行できるのが魅力の1つです。ただ小型である分、重量が軽く、風に煽られやすいところがあります。

強風に流されて機体がどこかに行ってしまったり、突風にあおられて墜落してしまったりといった事故が想定されます。強風時の飛行は避け、突風などに気を付けて操縦しましょう。

地面に落ちて壊れたドローンと操縦者

通信遮断

2つ目はバッテリーの残量不足です。多くのドローンでは操縦中、送信機の画面等でバッテリーの残量を確認できます。ですが、操縦に夢中になっていると、バッテリーの残量表示を見逃してしまいがちです。

気が付いたら機体を手元に戻すために必要なバッテリーが残っていないということも…。操縦に熱中しすぎずバッテリー残量などの表示にも注意し、撮影現場には余裕をもってバッテリーの予備を持参するようにしましょう。

バッテリー残量

3つ目は通信遮断です。ドローンは機体と送信機が電波で通信することで飛行しています。そのため、この電波通信が途切れると送信機の指示が機体に届かず、制御不能に陥ります。

機体と送信機の距離が離れすぎたり、周囲に電波を遮断するものや強い電波を発するものがあると影響が出る恐れがあります。

使用する機体の電波通信可能な距離や、飛行現場の周辺に電波を遮断しそうな障害物がないか、強い電波を発する鉄塔やアンテナなどがないか、チェックしてから飛行しましょう。

風

4つ目は設定の不備です。ドローンを飛行する際は、まず初めに飛行に関する設定を行います。例えば障害物回避のセンサーのON/OFFや、最大飛行距離・高度などを飛行前に事前に設定します。

この設定に不備があると、障害物を回避できずぶつかって墜落してしまったり、予定より遠くまで飛ばしてしまい機体を見失うなどのトラブルが起きる可能性があります。

早く飛行させたい気持ちを押さえて、まず初めにきちんと設定を行うことが大切です。

ドローンとドローンプロペラ部品とコントローラー

整備不良

5つ目は整備不良です。ドローンは機械なので、故障したり調子が悪かったりといったことも起こります。また、プロペラやバッテリーは消耗品の為、繰り返し使用するうちに劣化します。

こういった故障や劣化をそのままにして飛行させてしまうと、突然制御不能に陥ったり、墜落してしまったりする可能性があります。

必ず操縦前に機材にキズなどがないか、プロペラが摩耗したりバッテリーが膨張したりといった劣化がないかを確認して、問題のない状態で操縦を開始しましょう。

水濡れ

6つ目は水濡れです。ドローンは電子機器のため水に弱いという弱点があります。そのため雨や霧の中では飛行することができません。

飛行予定日の天候を事前にチェックし、突然の天候の変化などにも気をつけましょう。天気予報の結果や現場の状況の変化によっては飛行を中止することも大切です。また、万一ドローンが濡れてしまった場合はそれ以上使用せず、必ず点検に出しましょう。

停止距離

7つ目は停止距離です。勢いよくドローンを飛行させると、急に止まることができなくなります。自動車が急停止できないのと同じですね。

スピードを上げてドローンを飛行させると、思った場所で機体を停止できず障害物や人にぶつかってしまう可能性があります。ドローンの速度を上げすぎないこと、障害物等からは十分に距離をあけて飛行させることを意識しましょう。

ドローンによる事故は、機体を損傷したり失くしたりするだけでは済まない場合もあります。飛行中の機体や墜落した機体が人にぶつかったりすれば、大けがや死亡事故につながることもあるのです。

取り返しのつかない事故を起こさないために、ドローン飛行時に気をつけるべき点を整理しておきましょう。そのためにもドローンスクールで安全な飛行のための知識を学ぶのは有効な手段だと思うので、ぜひスクール受講も検討してみて下さいね!

安全に気を付けて、楽しくドローンを活用していきましょう!!

Fujitakaドローンパイロットスクールへの
お問い合わせはコチラ

コラム一覧へ戻る

お問い合わせはこちら