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- トイドローンとは?特徴や注意点を紹介!
2024年09月05日
目次
- トイドローンとは
- トイドローンと一般的なドローンの違い
- 価格
- 用途
- 法律
- 模型航空機に関する法律
- トイドローンに関する法律
- その他注意点
趣味やエンターテイメントで使用される小型のドローンです。模型航空機に分類されるもので、機体とバッテリーの重量の合計が100g未満のものを差します。
トイ(TOY)ということもあり、非常に機体が軽量で、機能もシンプルな為、お子さまでも扱えるドローンです。
※ポイント:プロペラガードやリモートIDのように取り外しができる付属品は100gの重量にカウントしません。
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価格
トイドローンは数千~数万円、一般的なドローンは数万~数十万円で購入可能です。
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用途
トイドローンは主にエンターテイメントや練習用に使用されます。小さく軽量で操作しやすいため、撮影やドローンを遊びで飛ばすに最適です。
一般的なドローンは本格的な空撮、農薬散布や測量などで使用されます。一般的なドローンはトイドローンと比較して耐久性もあり高性能なため、よりプロフェッショナルな用途で活用されます。
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法律
100g以上の一般的なドローンは無人航空機に定義され、屋外で飛行させる際は機体登録や特定飛行に該当する場合は飛行許可承認の取得、飛行計画の通報、飛行日誌の記録が必要になります。
100g未満のトイドローンは前述の通り、模型航空機に分類され、航空法の対象外となります。
トイドローン(模型航空機)は「無人航空機」から除外されるため、無人航空機を対象とした規制の対象外となります。
しかし、トイドローンであっても航空機の飛行に影響を及ぼす行為等は規制の対象となり、主に下記が該当します。
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航空法
空港等の離発着周辺エリアや150m以上の高さの空域では、模型航空機も含めてすべてのドローンに対して飛行を禁止されています。また、大規模災害時等で指定される緊急用務空域上も飛行は原則禁止されています。
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小型無人機等飛行禁止法
空港や人口密集地域、政府機関などの国の重要な施設及びその周辺は飛行できません。
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電波法
過剰な電波出力がないかや指定された周波数帯域内で飛行しているかなど国内の電波規格に適合する必要があります。
その他、道路交通法や自治体の条例等も注意が必要です。
価格も手ごろで、誰でも操作しやすいというメリットもありますが、注意すべき点もご紹介しておきます。
- バッテリー容量が小さいため飛行時間が短い
- 軽量の為風の影響を受けやすい
- バッテリーの取り扱い状況により、液漏れや発火の可能性がある
- 小型のドローンとはいえ、プロペラは高速で回転しているため、操縦者本人や小さなお子さま、障害物には十分に注意が必要
今回は、トイドローンをご紹介しました。「ドローンに興味はあるけど、操作が不安」「手軽にドローン飛行を楽しみたい!」という方におすすめのドローンになります。
トイドローンから始めて、もっと本格的にドローンを活用してみたいと興味を持たれた方は、ぜひFujitakaドローンパイロットスクールでドローン操縦の基礎知識・技能を習得してください!皆さまにお会いできることを楽しみにしております。