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教えてインストラクター!

遠隔で点検・巡回監視!ドローンを活用した無人運用とは?最新ソリューションをご紹介!

目次

2025年1月18日~27日、当スクールでは、現場設置型ドローンポートおよびドローンを活用し、完全無人での太陽光発電施設の定期巡回・遠隔点検の実証を実施しました。

本検証で、完全無人ドローン運用は業務効率化・省力精進化が大きく期待できる結果となったことから、今回はドローンを活用した無人運用について、詳しくご紹介します。

概要

太陽光発電施設をはじめ、多くの施設・建設現場などにおいて、定期点検や監視巡回は人手に頼る必要のある業務かと思われます。

本来人手に頼る必要のあった点検や敷地内の監視巡回、災害時の捜索などの場面において、その現場にドローンとドローンの格納庫を設置しておき遠隔でドローンを操作して実施することで、人手に頼らない無人運用が実現できるという運用方法が、ドローンを活用した無人運用になります。

無人運用によって期待される効果として、作業の自動化により、人手不足の解消に繋がります。また、高所作業などといった場面においては人手に頼る必要がないため、危険性の回避が可能です。さらに、遠隔操作による作業で人手不足の解消のみならず、作業の効率化も見込めます。

人が必要な点検が人が必要のない無人運用に置き換えることが可能!

DJI Dock3の特長

このような運用で注目されているのが、ドローンの定期運行・データ収集の全てを全自動で行う現場設置型ドローンポート、DJI Dock 3です。

DJI Dock3は、専用のドローンを格納・管理するボックス型の格納庫となっており、現地での離発着や機体の充電が可能です。さらに、専用の運航管理クラウドと組み合わせることで、遠隔での自動航行、PCからのドローン遠隔操作、飛行映像のリアルタイム監視、撮影データの共有・管理が可能です。

DJI Dock3は、普段は箱型のドローンポートですが、専用クラウドで自動航行の設定を行うことで、自動でポートが開き、格納されている専用ドローンが離陸していきます。

あらかじめ設定した自動航行が完了するとまた自動でこちらのポートへ着陸し、ポート内で充電を開始します。これを繰りかえすことで、定期点検や自動巡回、監視警備などを行うことができます。

女性がドローンを操縦している様子

では、このDJI Dock3はどのような性能でしょうか。

  • 1)あらゆる設置環境に対応

    ①防塵防水性能
    付属の風量計/雨量計による設置現場の天候状況も遠隔で確認可能。

    ②-30℃~50℃ 動作環境温度

    ③柔軟な設置可能場所
    100V電源と有線LAN環境がある場所であれば設置可能。
    車載ジンバルによる移動車載設置(固定設置が困難な場所)にも対応。

  • 2)専用ドローン「DJI Matrice4D/4TD」

    ①両ドローンに広角カメラ/中望遠カメラ/望遠カメラ/レーザー距離計を搭載。4Dは測量モデル、4TDには赤外線カメラに対応。

    ②長時間飛行、耐候性
    最大ホバリング時間は15m/sの速度で47分。
    IP55の防塵防水性能により、過酷な環境下でも飛行に対応。

  • 3)クラウド連携による運用管理

    ①DJI FligtHub2で一括管理
    自動航行のミッション作成、遠隔操作、飛行画面のリアルタイム監視や共有・データの管理がクラウド上で完結。
    定期運航中のドローンの操縦権を奪うことで、遠隔地でもPC上で操縦が可能

運用の様子は動画よりご覧ください!

活用領域のご紹介

無人運用の活用が期待される領域は、以下の通りです。

  • 1)巡回・監視

    日時指定で同エリアを繰り返し巡回可能。夜間での人の出入りやその他機密エリアもリアルタイムで監視可能。

  • 2)点検

    人が立ち入りにくい環境や広い敷地面積でも定期的な点検が可能。
    太陽光パネル等では、遠隔かつリアルタイムでホットスポットの確認がPC上で可能。

  • 3)自然災害対応

    サーマルカメラで夜間でも捜索可能。オプションのスピーカーやスポットライトを活用し、上空からの捜索支援にも有効。

  • 4)進捗管理

    1度飛行したルートを高い再現度で繰り返し飛行することで、建設現場等での進捗管理が容易に。

導入フロー/DJI Dock3トライアルサービスについて

導入の際は、是非当スクールの「DJI Dock3 トライアルサービス」で実際の現場での効果検証を実施したうえで設置・実運用をお勧めします。

当スクールでは、導入前の効果検証を目的とした、最大1週間、DJI Dock3+DJI Matrice4TD一式を体験していただく、トライアルサービスを展開しています。弊社スタッフによる事前の現場調査および簡易設置工事もパッケージに含まれており、連携している行政書士による飛行許可承認申請もお任せください。

トライアルサービスを活用した導入フローは以下の通りです。

  1. ①お問い合わせ
  2. ②WEBや対面によるご面談(利用目的や想定設置場所などをヒアリング)/li>
  3. ③スタッフによる現地視察(現場環境やDJI Dock3設置場所を確認)
  4. ④飛行許可承認申請(許可承認申請可否は現場ごとによって異なります)
  5. ⑤設置工事・トライアル開始(最大1週間)
  6. ⑥トライアル終了後、ご返却
  7. ⑦検証結果などをヒアリング
  8. ⑧検証結果を踏まえて機材導入、本設置工事
  9. ⑨運用開始

トライアルサービス含め、機材導入についてはパッケージ料金を設定しています。料金に関しては弊社までお問い合わせください。

女性がドローンを操縦している様子

今回はドローンを活用した無人運用についてご紹介しました。

トライアルサービスを通じた本導入の際は、弊社では機器の提供のみならず、DJI Dock3の設置工事~運用サポートまでトータルサポートが可能です。トライアルから導入・設置工事~運用まで当スクールにお任せください!

トライアルサービスに関するプレスリリースはこちら

Fujitakaドローンパイロットスクールでは、国土交通省認定の登録講習として、ドローン操縦技能に関する国家資格「無人航空機技能証明」に対応したコースを展開しています。

ドローンの活用にご興味をお持ちの方は、ぜひFujitakaドローンパイロットスクールでドローン操縦の基礎知識・技能を習得してください!

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