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- 事前の加入で万一の際も安心!ドローン保険についてご紹介
2025年10月15日
「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領(カテゴリーⅡ飛行)」に基づき、令和7年10月1日以降に新たに飛行許可・承認申請を申請する場合、総重量25kg以上の無人航空機は、第三者の負傷や交通障害等の不測の事態が発生した場合に十分な補償が可能となる第三者賠償責任保険の加入が必要となります。
上記により、国土交通省航空局は、飛行の際は加入中の保険の付保状況や有効期間を確認するように求めています。
そこで、ドローンを導入する際に検討が必要な保険についてメリットや種類をご紹介します。
ドローンをこれから導入する方も現在ドローン運用中の方も、この機会に是非保険について知識を深めてみましょう。

国土交通省航空局は、令和7年9月10日、「無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領(カテゴリーⅡ飛行)」に基づき、令和7年10月1日以降に新たに飛行許可・承認申請を申請する場合、総重量25kg以上の無人航空機は、第三者の負傷や交通障害等の不測の事態が発生した場合に、十分な補償が可能となる第三者賠償責任保険の加入が必要となる旨をHPに公開しました。
注意点としては以下が挙げられています。
- ・飛行許可・承認申請する場合、第三者賠償責任保険の記載が必須となること
- ・飛行の際には、必ず加入中の保険の付保状況や有効期間を確認すること
無人航空機の飛行に関する許可・承認の審査要領(カテゴリーⅡ飛行)
https://www.mlit.go.jp/koku/content/001866503.pdf
該当の機体を所有している方、もしくは導入を検討している方は必ず確認するようにしましょう。

ドローンの保険とは、ドローンの破損やドローンによる賠償責任が生じた際、修理費や賠償費用を補償するものを指します。
大きく「機体保険」「賠償責任保険」の2種類あり、ドローン所有者は、運用の用途やニーズに合わせて選択します。
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・賠償責任保険
けがを負わせた・壊した・傷つけた際に補償する制度を指します。
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・機体保険
ドローン事故の際などに発生した故障など、ドローンそのものの補償をする制度をさします。
どちらも自動車の保険に似たようなものであり、ドローン保険への加入は、法律で課せられた義務ではありません。
ただ、ドローンの運用には、常に破損・盗難・対人や対物事故などのリスクが伴います。特に産業用ドローンは数百万円クラスの高価な機体が多く、わずかな破損でも多額の修理費用が必要となるケースが少なくありません。
またドローンの落下・衝突により第三者がケガをすれば、運用者が賠償責任を負います。ドローンを事業に使用する際は、リスクヘッジとして保険への加入をお勧めします。
上記でご紹介したドローン保険の種類に沿って、その保険のメリットをまとめます。
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・賠償責任保険
【メリット】ドローン飛行に伴う以下のリスクに備えることができます。
- ①ドローンの落下・衝突による人身傷害や管財物損害
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・機体保険
【メリット】ドローン飛行に伴う以下のリスクに備えることができます。
- ①操縦ミスによるドローンの破損
- ②火災・落雷などの自然災害による破損
- ③水濡れ・水没
- ④盗難
- ⑤機体・カメラ等が落下した際の回収/捜索 など…
ドローン保険への加入については、保険会社やドローンメーカーに相談できます。Webから手続きできるものも多く、加入の手間はかからないものも多数あります。
ドローン保険の保険料や補償内容は、保険や機種によって異なります。細かい手順・必要な資料などについても、必ず公式HPや問い合わせをし、確認してみてください。
今回はドローン保険についてご紹介しました。
Fujitakaドローンパイロットスクールでは、国土交通省認定の登録講習として、ドローン操縦技能に関する国家資格「無人航空機技能証明」に対応したコースを展開しています。
今回ご紹介した保険についての知識も含め、ドローンの活用にご興味をお持ちの方は、ぜひFujitakaドローンパイロットスクールでドローン操縦の基礎知識・技能を習得してください!
