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- オンライン申請システム“DIPS”の使い方
2022年04月05日
航空法で規制された場所や方法でのドローン飛行に必須となる飛行許可・承認申請。実際にドローンを活用する際には航空法での規制空域・方法に該当するケースが多いため、申請手続きは非常に重要です。手続きはオンラインシステム「DIPS」で365日24時間いつでも可能になっています。
そこで今回は、このDIPSの使い方・申請方法についてご説明します!
DIPSのサイトはこちらhttps://www.dips.mlit.go.jp/portal/
DIPSではオンラインでいつでも飛行許可・承認申請が可能ですが、申請してから実際に許可・承認が下りるまでには時間がかかります。少なくとも飛行開始予定日の10開庁日前までに申請が必要です。申請内容に不備があった場合などは再度申請が必要になるため、申請の際は日程に余裕をもって手続きを行いましょう。
DIPSを使用するにはアカウントが必要です。初めて利用される方は、まずアカウントを作成しましょう。
アカウントは個人または企業・団体で作成できます。DIPSサイトトップページの「はじめての方」から「個人」「企業・団体」の該当する方を選び、必要情報を入力して登録を進めましょう。

アカウントを作成できたら、改めてDIPSにログインします。トップページの「準備が済んでいる方」からログインできます。
ログインすると下図のようなページが表示されます。まずは上段の「申請に必要な情報を準備する」から使用予定のドローンの機体情報と、操縦者の情報をそれぞれ登録していきます。

機体情報の登録では通常は機体の写真等が必要ですが、国土交通省HPに掲載されている機種の場合は資料の一部を省略できます。
また、機体情報は別途「ドローン登録システム」にも登録が必要です。「ドローン登録システム」のログインIDやパスワードをDIPSに連携させることで、DIPSの入力画面に「ドローン登録システム」で登録した機体情報を反映することができます。
操縦者情報の登録では、操縦者が必要な知識・技能や操縦経験を有しているかについて入力が必要です。国土交通省登録のドローンスクールを卒業することで得られる技能認証がある場合は、その証明書を添付することで、入力を一部省略できます。
ちなみに、Fujitakaドローンパイロットスクールも国土交通省登録のドローンスクールで、ご卒業の方には無料で技能認証の証明書「無人航空機操縦技能認定証」をお渡ししております!
機体情報、操縦者情報をそれぞれ登録したら、いよいよ申請書の作成です。DIPSログインページの「申請書を作成する」から申請書を作成できます。
新しく作成する場合は「新規」、すでに許可・承認を受けた内容を変更する場合は「変更」、更新申請の場合は「更新」、作成した申請を複製する場合は「複製」をそれぞれ選択しましょう。
これまでに作成した申請は「申請書一覧」から確認できます。

申請書には飛行許可・承認が必要な理由を入力する欄があり、該当する項目に✓を入れていきます。どんな飛行について許可・承認が必要かは教えてインストラクター!ドローンを飛ばしてみたい!免許や資格は?をご確認ください。
飛行方法によっては特別な講習を受けなければ許可・承認を得られないものもあります。「操縦者情報の入力」での登録内容でカバーできない飛行方法を選択すると、許可・承認が下りないので注意してください。
DIPSの画面はコラム掲載時のものです。サイトは今後変更される可能性がありますのでご了承ください。
いかがでしたか?
オンラインで24時間365日飛行許可・承認申請ができるDIPSはとても便利ですが、はじめはなかなか使い方がわからなくて不安ですよね。
Fujitakaドローンパイロットスクールでは、ご卒業生が飛行許可・承認申請をされる際、手続きの方法について詳しくご説明も行っております。卒業後も安心のアフターフォローがございますので、ドローンの活用をご検討の方は、ぜひFujitakaドローンパイロットスクールをご検討ください。