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- ドローンの飛行が規制されている人口集中地区・空港周辺の調べ方
2023年04月05日
ドローンを屋外で飛行させる際には、事前に飛行場所や方法が法律で規制されているか、実施する飛行がどの飛行カテゴリーに該当するかなどを調べ、必要に応じて手続きをしておく必要があります。
法律で規制されている飛行場所や方法、飛行カテゴリー、必要な手続きについてはこちら>>
事前の手続きが必要な飛行場所や方法のうち、特に確認が難しいと感じられるのが「人口集中地区」と「空港等の周辺」ではないでしょうか?
今回はこの2つの場所の調べ方についてご紹介します。
「人口集中地区」「空港等の周辺」は機体メーカー等が提供しているアプリなど、調べ方は様々ありますが、その中でも今回は国土地理院のWEBサイトから調べる方法をご紹介します。
国土地理院HP:https://www.gsi.go.jp/
※以下でご紹介する画像は全て国土地理院HPのものです。
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国土地理院のHPのトップに「地理院地図を見る」というところがあるので、こちらをクリックします。
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すると以下のような地図が表示されます。
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左上の「地図」をクリックすると、「地図の種類」が表示されるので、以下の順で選択します。
「その他」⇒「他機関の情報」⇒「人口集中地区 令和2年(総務省統計局)」「空港等の周辺地域(航空局)」
※人口集中地区は国勢調査の結果をもとに更新されるので、最新年度を選択します。
※空港等の周辺地域を選択すると留意事項が表示されるので、OKをクリックします。
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あとは確認したい地域を拡大表示していきます。
地図上でスクロールすると、地図を拡大/縮小できます。
京都・大阪周辺を拡大すると、下図のようになりました。(2023年3月13日現在)
地図上の表示は、以下の通りです。
赤色のエリア:人口集中地区
緑色のエリア:空港等の周辺空域
こうして見ると、京都市や大阪府は多くの場所が「人口集中地区」に該当しているのが分かりますね。地図はさらに拡大することができるので、より詳細に調べることもできます。
今回は国土地理院地図による「人口集中地区」「空港等の周辺」の調べ方をご紹介しました。
例えば、飛行を予定している場所が人口集中地区にあたる場合、「二等無人航空機操縦士以上の技能証明と第二種機体認証以上の機体認証」または「飛行許可承認申請による国土交通大臣からの許可承認」のいずれかが必要になります。どちらもすぐに手続きが完了するものではないので、事前に飛行場所や方法について調べて、必要に応じて準備をしておきましょう。

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