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- ドローン操縦に超重要!飛行カテゴリーとは?
2023年06月05日
ドローンの飛行に関して、リスク別に区分したカテゴリーが存在するのはご存じでしょうか?
このカテゴリーは国が設定しているもので、どのカテゴリーにあたるかによって飛行前に実施すべき手続きなどが変わる、重要なものです。
今回は、この飛行前に確認必須の「飛行カテゴリー」についてご説明します。
飛行カテゴリー一覧表
カテゴリーⅢ
特定飛行のうち、無人航空機の飛行経路下において立入管理措置を講じないで行う飛行。(=第三者の上空で特定飛行を行う)
カテゴリーⅡ
特定飛行のうち、無人航空機の飛行経路下において立入管理措置を講じたうえで行う飛行。(=第三者の上空を飛行しない)
カテゴリーⅠ
特定飛行に該当しない飛行。
表に出てくる特定飛行とは、以下のような空域・方法での飛行のことです。
<空域>

出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html)
<方法>

出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html)
カテゴリーⅢ
ドローンの飛行経路下に関係者以外の人が自由に立入りできる状態で特定飛行を行う場合が「カテゴリーⅢ」にあたります。
カテゴリーⅢは全面的に飛行が禁止されていましたが、2022年12月からの操縦者技能証明制度等の開始に伴い飛行可能になりました。
カテゴリーⅢでの飛行には「一等無人航空機操縦士」「第一種機体認証」「飛行許可承認申請」の3つが必要です。
カテゴリーⅡ
ドローンの飛行経路下で関係者以外の立入りを制限する等、立入管理措置をした状態で特定飛行を行う場合が「カテゴリーⅡ」にあたります。
カテゴリーⅡは飛行空域や方法などによって、必要な手続きに違いがあります。
25㎏以上の機体を使用する または空港等の周辺/150m以上の上空/催し場所上空での飛行/危険物の輸送/物件の投下のいずれかに該当する
飛行許可承認申請が必須となります。「無人航空機操縦士(二等以上)」または「民間ライセンス」があると、申請手続きを簡略化できます。申請してから許可・承認が下りるまでに時間がかかるので、余裕をもって申請しましょう。
カテゴリーⅠ
特定飛行に該当しない飛行が「カテゴリーⅠ」となります。
カテゴリーⅠでの飛行は、事前の手続き等は不要です。
飛行カテゴリー決定のフロー図
国土交通省のHPでは飛行カテゴリー決定のフロー図が用意されています。ぜひ参考にしてみて下さい。

出典:国土交通省ウェブサイト(https://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html)
無人航空機操縦士/民間ライセンスの取得は
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