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- 飛行許可・承認申請とは?手続きの方法や許可・承認の条件について
2021年07月06日
ドローンの飛行は様々な法律で制限されており、その中でも航空法による規制が代表的です。航空法では飛行禁止の空域や飛行の方法が定められており、規制された場所や方法でドローンを飛行させたい場合は「飛行許可・承認申請」の手続きが必要となっています。(詳しくは教えてインストラクター!ドローンを飛ばしてみたい!免許や資格は?をご覧ください)
そこで今回はこの「飛行許可・承認申請」の手続きについて、ご説明したいと思います!
(2022年12月追記)2022年12月5日~の法改正によりドローンのライセンス制度が導入され、一部の場所・方法でのドローン操縦については一定の条件を満たすことで飛行許可・承認申請が不要となりました。詳しくは以下のコラムをご覧ください。
飛行許可・承認申請は、書類を郵送・持参する方法のほか、オンラインでも申請できるようになっています。オンラインなら郵送や持参に必要な送料や交通費も必要なく、いつでも申請できるのでとても便利ですよね。
オンラインでの申請はドローン情報基盤システム(DIPS)のWEBサイトから手続きできます。
ドローン情報基盤システム(DIPS)
https://www.dips.mlit.go.jp/portal/

飛行許可・承認申請には「通常申請」と「包括申請」という2種類の申請があります。
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通常申請
毎回飛行を計画するたびに飛行日時や場所、飛行方法などについて申請する方法
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包括申請
日時や場所を特定せず、最長1年間の飛行についてまとめて申請する方法
いろいろな場所で何度もドローンを操縦するという方は、包括申請の手続きをすることで毎回手続きをする必要がなくなります。ただし、飛行する場所や方法によっては通常申請でなければ許可・承認が下りないので注意が必要です。

飛行許可・承認を受けるには、いくつかクリアしなければならない条件があります。簡単にご説明すると以下の通りです。
- ①10時間以上の飛行経歴を有していること
- ②安全にドローンを操縦するための知識・技能を身につけていること
- ③使用する機体の安全性が確認できること
- ④安全にドローンを飛行させる体制が整っていること(飛行マニュアルの作成)
このうち②安全にドローンを操縦するための知識・技能について、ドローンスクールで学ぶことができます。
特に、国土交通省登録のドローンスクールでは②の基準をクリアできるカリキュラムを組んでいて、卒業後に発行される技能認定の書類を申請時に添付すれば申請手続きを一部簡略化することもできます。
(詳しくは教えてインストラクター! ドローンスクールに通うメリットとは?をご覧ください。)
このように、ドローンに関する資格が存在しない現状では、飛行許可・承認申請はドローンを活用していくために非常に重要ですが、許可・承認を受けるには基準をクリアすることが必須となります。
Fujitakaドローンパイロットスクールでは許可・承認の基準の内 ①10時間以上の飛行経歴 ②安全にドローンを操縦するための知識・技能 を2~3日の授業を通して身につけることができます。機体の販売も行っているので、インストラクターと相談しながらドローンの導入を進められます。
また、スクールをご卒業された方や機体をご購入いただいた方には、申請手続きの進め方についてのご説明も行っているので、初めて申請をする方でも安心です。
これからドローンを本格的に使っていきたいとお考えの方は、ぜひ一度Fujitakaドローンパイロットスクールの受講をご検討ください!