ロゴマーク
X
Instagram

教えてインストラクター!

2022年9月最新版!ドローン飛行に必要な手続き3つ

2022年は航空法に変更があるなど、ドローン業界にとっては激動の年です!関連のニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか?

ドローン飛行に必要な手続きに変更があったので、以前の感覚のままでいるとうっかり法律違反してしまう可能性があります。

そこで今回は2022年9月現在、ドローンを飛行させる際に必要な手続きを3つご紹介します。

まずは使用するドローンの重さをチェック

ドローン飛行の手続きは機体の重量によって異なります。100gがボーダーラインなので、機体の重量が100g以上か未満かを確認しましょう。

※機体本体とバッテリーを合わせた重量のこと

無人航空機と模型航空機においての飛行許可承認申請の比較の図

機体登録

重さ100g以上の機体を屋外で操縦する場合は機体登録が必要です。専用のサイトからオンラインで申請できますが、手続き完了までには時間がかかります。また手数料も必要です。

登録完了後、割り振られた「登録記号」を機体に表示しなければなりません。忘れがちなので要注意です!

詳しくは無人航空機登録ポータルサイトから確認できます。

教えてインストラクター!今年6月には登録義務化に!機体の登録制度とは?でも詳しくご説明しています。

「機体記号」が表示されているドローン

リモートID搭載

重さ100g以上の機体を屋外で操縦する場合はリモートIDの搭載も必要です。リモートIDとは機体の情報を電波で発信する機器のことです。外付型と内蔵型があり、外付型の場合は機体の重量やバランスが変わってしまうため注意が必要です。機体によってはファームウェアのアップデートでリモートIDに対応できるので、使用する機体がリモートID対応機種かどうか確認してみましょう。

リモートIDは機体登録を事前登録期間(~2022年6月20日まで)に行った場合など、一部搭載義務が免除される場合があります。搭載義務免除の条件など詳細は機体登録と同じく無人航空機登録ポータルサイトから確認できます。

教えてインストラクター!いよいよ義務化に!リモートIDについてでも解説しています。

飛行しているドローンと、ドローンと通信しているスマートフォン

飛行許可・承認申請

重さ100g以上の機体は航空法による規制対象になります。

そのため、以下のような場所・方法で飛行させたい場合は、事前に申請が必要です。

飛行しているドローンと、ドローンと通信しているスマートフォン

(2022年12月追記)2022年12月5日~の航空法改正でドローンの操縦ライセンス制度が導入され、一部の場所・方法でのドローン操縦については一定の条件を満たすことで飛行許可・承認申請が不要となりました。詳しくは以下のコラムをご覧ください。

2022年12月に国家資格化!ドローンの操縦ライセンスについて

飛行禁止区域の説明、飛行の禁止事項の説明

※航空法より一部抜粋

申請はオンラインでできますが、審査があるため許可・承認をもらうまでに2週間程度(正確には10開庁日)かかります。

また、許可・承認の審査には一定の基準があり、機体に一定の性能があるか、操縦者がドローンに関する知識や操縦技能を持っているかなどが問われます。

航空法や許可・承認の基準についてはそれぞれ下記のコラムで詳しくご説明しているので、こちらもぜひご覧ください。

航空法:教えてインストラクター!ドローンを飛ばしてみたい!免許や資格は?

許可・承認の基準:教えてインストラクター!飛行許可・承認申請とは?手続きの方法や許可・承認の条件について

ドローンを屋外で使用する場合は手続きが重要!

いかがでしたか?

こうしてみると重さ100g以上のドローンを使用するのは少し面倒に感じてしまいますよね。

ただ、100g未満の機体は非常に軽いため、屋外で飛行させると風に流されてしまう危険性があります。そのため、空撮など屋外でドローンを使用する場合は100g以上のドローンの方が安心です。少し手間はかかりますが、ぜひ3つの手続きについて検討してみてください。

Fujitakaドローンパイロットスクールなら安心

Fujitakaドローンパイロットスクールは国土交通省登録のドローンスクールのため、飛行許可・承認申請で問われる操縦者の知識・知能の基準を満たすことができます。

機体登録やリモートIDについても、担当のインストラクターがご相談にのりますので、不安な方はお気軽にご相談ください♪

お問い合わせはこちら