• 店舗の窓から備忘録

Fujitakaの歌

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Fujitakaの歌

「提供は、フジタカコーポレーション…」

毎週土曜日 17:00-18:00にKBS京都ラジオで放送されている「サウンド版ハンケイ500m」という5年以上続いている人気の番組がある。
パーソナリティは、フリーマガジン「ハンケイ500m」編集長の円城新子さんとサウンドロゴ・クリエーターの原田博之さんの2人で、実に軽快に進行するので、聞いていて気持ちが良い。
そこでCMとして流れるのが20秒の「Fujitakaの歌」である。

先の原田さんに作って頂いた曲で、弊社のプロモーションにも使っている。
元々、ラジオのスポンサー契約の一環としてサウンドロゴをお願いしたのだが、これが実に良い曲で、是非、皆さまにも聞いてもらいたい。

さてサウンドロゴとは、効果音やメロディーを使い、企業名や商品などを宣伝する楽曲のことだ。
例えば、コンビニ業界では初めて音商標に登録された「FamilyMart」の「あなたとコンビにファミリーマート」というフレーズや「Netflix」の立ち上げ音のダッダーンと言えば理解が早いだろう。
人間は視覚から約87%の情報を得ていると言われているので、ブランディングや宣伝としてビジュアル的に訴えるモノが多いが、音にはこのように特定の感覚を呼び起こしたり、感情に直接訴える効果があるのだ。

「Fujitakaの歌」の作詞は1時間の制限付きの打合せ会で、まとめてもらった。

こちらからの要望は「トータルソリューション」と「フジタカコーポレション」の韻を踏んで下さい(笑)と言ったくらい。ここからの推進内容が見事で、まず訴えたいキーワードを一緒に探ってゆく。

30分位の議論から、「喜びを共に」「メーカー(モノづくり)」「店舗作り」「お客様主義」「ベタベタの営業とサービス」等の言葉をまとめた。各社もこんな感じなのか、番組内でのサウンドロゴ制作の親和性や想いの伝え方を回顧するトークを聞いていると、その楽しい苦労話に共感が沸く。
そして、番組中に流れる各社のサウンドロゴを改めて確認してみると、20秒で会社概要を表現する凄みが伝わってきた。
大手企業が作る場合だけでなく、個店であっても毎日「ドンキ~」みたいな曲が流れていたら、宣伝効果が上がるかも。イメージが付く方々は紹介しますので、ご連絡を(笑)

 

「リスナーはFujitakaの歌を毎週聞いているので、ゲストで来て頂いたら、あのFujitakaの人だ、とわかりますよ」

「円城さん、いつもありがとうございます。で、考えたのですが...」

「何ですか?」

「あまりにも良い曲なので、曲は同じで弊社が運営している、『京うどん はなこ』、『HANAむこう』の歌詞を考えて、2番と3番まで作って!」

「曲も変えろっ!」

 

今後は、飲食店でも流していく計画です。
余談ですが、この「サウンド版ハンケイ500m」に時々、私も宣伝のために出演させて頂いております。
このホームページからPodcast(過去放送分)279番が最新です。
機会があれば、こちらもチェックして頂ければ幸いです!