次のピークがやってくる!冬の電気代が高い理由を徹底解説

今年の夏は例年以上に暑く、電気代の値上げも相まって、ますます光熱費が高騰している企業様も多いのではないでしょうか。

実際に気象庁からも「今年の気温は過去に比べ飛び抜けて高い。全国的に平年を大きく上回り、1898年から統計を開始した日本の平均気温偏差は過去最高を記録した。」という発表がありました。(参考:https://www.jma.go.jp/jma/press/2309/01b/tenko230608.html

そんな中、秋になり、ようやく夏の高い電気代から解放されると考えている方、油断してはいけません。
もうすぐ次のピークである冬がやってきます。
そこで、なぜ冬の電気代の方が高いのか、ここではその理由を解説します。

目次

1年間の電力消費量の推移

理由の前に1年間の電力消費量はどのように推移するのかを見てください。

これは全国10か所の福祉施設の平均電力消費量をまとめたグラフです。

夏と冬にピークがあり、特に冬は電力消費量が多い時期が続きます。

また、この事例の場合、冬に最も電力消費量が多いことがわかります。

理由

では、ここからは冬に電気代が高くなる理由を見ていきましょう。

理由1:温度差

まず1つ目の理由として、屋内外の温度差が大きいからです。

例えば夏の場合、屋外の気温が35度の時に屋内の空調温度を25度に設定した場合、屋内外の温度差は10度となります。

一方、冬の場合、屋外の気温が0度の時に屋内の空調温度を20度に設定した場合、屋内外の温度差は20度となります。

このように冬は屋内外の温度差が非常に大きいと言えます。温度差が大きいと、空調機はその差を埋めるためのパワーが必要になり、必然的に電気代も高くなってしまうのです。

理由2:日照時間

続いて2つ目の理由として、日照時間が考えられます。

当たり前ですが、冬は夏より日照時間が短いです。

そのため、屋内にいる時間が長くなり、電化製品を使う時間も増えることから、総合的に電気代が高くなります。

まとめ

いかがでしたか?冬の電気代が高くなる理由を2つ説明しました。

1.屋内外の温度差
2.日照時間の短さ

今年の夏の電気代を見て驚かれた方も多いかと思いますが、本当のピークはこれからです。

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