各種手続きに必須!ドローン情報基盤システム2.0の登録方法と統合された機能をおさらい!
2022年12月より改正された技能認証や機体認証等に対応したドローン情報基盤システム2.0。
現在、航空法に係る各種飛行許可・承認申請などのほか、ドローン運用にかかわる各種手続きもこちらのオンラインシステムを利用します。
そこで今回は、DIPS2.0の登録方法や2.0移行によって追加された機能についてご紹介します。
※2023年12月時点
オンライン申請システム「DIPS」については、過去にもコラムを掲載しています。
・「オンライン申請システム”DIPS”の使い方」コラムはこちら
DIPS2.0とは?
DIPS2.0は「ドローン情報基盤システム2.0」の略称で、ドローンの運用に関連するさまざまな手続きをオンライン上で行えるシステムを指します。
2022年12月の技能認証や機体認証等の新制度開始に伴い、以前より運用されていた「DIPS」から次期システム「DIPS2.0」がリリースされました。
DIPS2.0では以前は各システムで管理されていた「DIPS」「FISS」「DRS」が統合され、これらの申請を1アカウントで申請が可能となっています。
統合された3つのサービスについて
DIPS2.0では、以下3つのシステムが統合されました。
①DIPS
DIPSとは「ドローン情報基盤システム」を指し、特定飛行に該当するドローン飛行に対する飛行許可・承認申請等に利用します。
特定飛行や飛行の手続きについてはコラムで詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
・「ドローン業界の大きな変化!2022年ドローン関連 法改正のまとめ」コラムはこちら
②FISS
FISSとは「飛行情報共有機能」を指し、飛行許可・承認手続きとは別にドローンをいつ/どこで/どのような範囲で飛行するのか等を共有するために利用します。
DIPS2.0では「飛行計画の通報」という名称で、特定飛行を行う場合はこの通報が義務化されています。
DIPS2.0トップページ【飛行計画の通報・確認】より、通報が可能です。
③DRS
DRSとは「ドローン登録システム」を指し、ドローン機体を登録する際に利用します。こちらは100g以上の機体を所有する際登録が義務化されており、登録することで所有者とドローン機体情報を紐づけます。
機体登録制度についてはコラムで詳しく紹介していますので、是非ご覧ください。
・「今年6月には登録義務化に!機体の登録制度とは?」コラムはこちら
アカウント作成の方法
DIPS2.でのアカウント作成の方法をご紹介します。
①DIPS2.0へアクセスします
②[個人個人アカウントの開設]をクリックします
③利用規約、無人航空機の飛行のルールを確認し、[次へ進む]をクリックします
④個人情報を入力し、[確認]をクリックします
⑤アカウント情報を確認し、[開設する]をクリックします
⑥アカウントの開設が完了しました
いかがでしたでしょうか?
今回は、DIPS2.0についてご紹介しました。
DIPS2.0は飛行許可・承認申請の他、ドローンスクールで国家ライセンスを取得される予定がある方も、DIPS2.0を利用して技能証明申請を行う必要があります。
技能証明申請者番号の取得の際にもDIPS2.0で申請を行いますので、取得方法など詳細についてはコラムを是非ご覧ください。
・「国家資格「無人航空機技能証明」取得に必須!技能証明申請者番号の取得方法」コラムはこちら
Fujitakaドローンパイロットスクールでドローンについて学ぼう!
Fujitakaドローンパイロットスクールでは、国土交通省認定の登録講習として、ドローン操縦技能に関する国家資格「無人航空機技能証明」に対応したコースを展開しています。
当スクールで実施する修了審査に合格すると、実地試験が免除となります。
また、Fujitakaドローンパイロットスクールでは、趣味での空撮用機体から専門的な空撮、点検、測量、農業、物資輸送の業務に特化した機体まで、幅広いメーカー・機体を取り扱っています。
多くのメーカーや機種からご利用目的に合った最適な機体をご提案しますので、スクールの受講と併せて、ぜひ機体の購入についてもFujitakaドローンパイロットスクールまでお問い合わせください!
※販売取扱いメーカーのご紹介はこちら:第35回:DJIだけじゃない!様々なドローンメーカーをご紹介
お問い合わせは<こちら>
授業内容・コースプランは<こちら>